できるところは自分でやる!外壁塗装のプロが教えるDIY指南

最近、大手の100円均一ショップでもハケやローラー、塗料などの塗装グッズが数多く販売されるようになりました。

道具の質も重視するプロの目からみれば決して満足できるアイテムではありませんが、それでも「外壁塗装をするならコレは必要だ」という道具はひと通り揃うほどです。

そこで、今回は「外壁塗装を頼みたいけど、料金が高いから…」と尻込みしてしまっている方や「自分でなんとかできそうな気がする」という方に、現役の外壁塗装のプロが教えるオススメの『外壁塗装のDIY』を紹介しましょう。

DIY好きな方がぜひ知りたい『プロの技術』も盛り込んでいきますので、ぜひご覧ください。

ここならできる!ここはオススメできない?の外壁塗装DIY

みなさんがご自宅の外壁で「ちょっと見栄えが悪いなぁ」と感じる箇所はどこですか?

外壁の気になる部分によっては、ちょっと自分で手を加えることで十分に見栄えを整えることができます。

DIY(Do It Yourself=自分でやる)で解決できる箇所を、プロの視点から

屋根 ×
雨どい
庇(ひさし)
幅木(はばき)
軒天井
手すり
外塀

◎=十分できるのでオススメ
◯=できるが少し難しい
△=難しい
×=やめたほうがいい
のオススメ指数で挙げていきましょう。

外壁塗装で最もポピュラーな屋根・壁のオススメ指数は低いですね。
反対に最もオススメ指数が高いのは、雨どいや幅木、手すりなど、どちらかといえばパッとしない箇所です。

「そんなところを塗装しても意味がないのでは?」とか「気になるのはそこじゃない!」と感じるかも知れませんが、だまされたと思って読み進めてください。

まず揃えておくべき外壁塗装DIYの道具

まず、外壁塗装をDIYするための道具を揃えましょう。

DIYに絶対に必要な道具

  • ハケ(刷毛)
  • ローラーとローラーの柄
  • ペール(塗料を入れる容器)
  • 養生テープ(布テープのようなもの)
  • マスキングテープ(紙のもの)
  • マスカー(テープとビニールシートが合体したもの)

驚くべきことに、これら全ての道具が100円均一ショップで揃えることができます。また、100円均一ショップの品揃えが悪くても、ホームセンターなどに行けば100円に近いような安い商品が揃っているので問題はありません。

ハケの種類やマスカーのサイズなどを適当に揃えたとしても2,000円もあれば十分に揃うでしょう。外壁塗装のプロでも1本何千円もするようなハケを持っていることはまずありません。

用途に応じた道具を揃えているだけで、高級品を使っているわけではないので、DIYなら安い価格帯の道具でもしっかり使えます。

DIYに必要な材料は塗料とシンナーだけですが、補修が必要な箇所がある場合はコーキング剤やパテなども揃えるとよいでしょう。

さすがに100円均一の塗料では品揃えも容量も少ないのでホームセンターや塗料店で購入することになりますが、あくまでもDIYなのでプロが使うような高い材料を購入する必要はありません。

ただし塗料の『水系』と『溶剤系』の区別だけはしっかりとしておきましょう。ここはそれぞれの箇所でしっかり説明しますね。

外壁塗装のDIY『屋根・壁』編

まず最初に言っておきますが、屋根・壁を塗装することは個人でお手軽に、というわけにはいきません。

屋根・壁の塗装で最もツラいハードルとなるのが「高さ」です。脚立があればできないこともありませんが、ムリな姿勢で塗装をしていると転落事故の原因になります。

外壁塗装のプロは危険を回避するだけの技術を身につけていますが、なによりも心強い『足場』という強い味方があります。

足場を敷設しようとすると専門業者に依頼することになり、それだけで10万円〜15万円程度の高い出費になるのでDIYにはオススメできません。

「それでも屋根・壁を自分で塗装する!」というチャレンジ精神がある方には、以下の方法をオススメします。

屋根は「薄塗り」で!

屋根の塗装の手順は洗浄→補修→下塗り→中塗り→上塗りです。

まず洗浄ですが、家庭用のものでもいいので高圧洗浄機があればコケまでしっかり洗い落としましょう。

高圧洗浄機がない場合は、ホースなどでもいいので汚れを落としてください。コケは革鋤(かわすき)やスクレーパーなどで軽くこそぎ落としてください。

瓦が割れている部分はコーキング剤で穴埋めします。はみ出る程度に注入して、指でならせばキレイに補修できます。

下塗りには、水系のシーラーが塗りやすくてオススメですね。ローラーにたっぷり染み込ませて屋根を濡らす感覚で塗りますが、シーラーが乾くまでは非常に滑りやすいので絶対に踏まないように逃げ場を作りながら塗りましょう。中塗り・上塗りには塗膜の薄い屋根用の水性塗料で十分です。

屋根塗装をDIYする際のポイントは「薄塗り」です。塗装といえばどうしても「色をしっかりと塗り込む」というイメージがありますが、厚く1回で塗るよりも、薄く2回塗る方が断然キレイに仕上がります。

屋根に塗料を厚く塗ってしまうと、瓦と瓦のスキ間を埋めてしまい、雨水の逃げ場がなくなって雨漏りを引き起こす原因にもなります。
「屋根は薄塗り」と覚えておきましょう。

ここがプロ!

外壁塗装のプロでも、屋根を塗装する際には「安全第一」が鉄則です。屋根に登る際には、動きやすい足袋履がベスト。

作業着屋やホームセンターなどで1,000円前後で売っているので、こちらを用意しましょう。

特に洗浄後はホコリやコケの部分を踏んでしまうと滑りやすいので、しっかりと足元を確認しながら作業をしましょう。

洗浄も塗装も、上から下に移動しながら、必ず「ここは踏んでも安全」という逃げ場を作るようにしましょう。

くれぐれも転落事故を起こさないように、できれば手すりなどから命綱を結んでおくことをオススメします。

壁は「できるだけ『面』で切る」

「自分で壁の塗り替えをしたい!」と考える方は多いでしょう。しかし、DIYでは「全面を塗り替えるのはムリ」だと考えてください。足場がないと全面を塗り替えるのは至難のワザで、しかも危険です。

壁の塗装の手順は、屋根と同じく洗浄→補修→下塗り→中塗り→上塗りです。

特に壁はカビなどで汚れていることが多いので、高圧洗浄機やホースでの放水で汚れが落ちない場合はブラシで汚れを落としましょう。

汚れが残っていると、塗装が上手く乗らなかったり、乾いた後の塗装が浮いて剥げたりする原因になります。

『クラック』と呼ばれるヒビ割れをコーキング剤で埋めたら、ローラーで下地剤を塗ります。シーラーも塗りやすいですが、フィラーと呼ばれる粘度の高い下地剤を塗るのも素地をしっかり隠してくれるのでオススメですね。

下地を塗ったら中塗り・上塗りですが、ここでも塗料は水性の安い塗料で十分です。溶剤系は乾燥が早いので、色の段差を防ぐためにもDIYなら水性が最適です。

塗料は、水を混ぜる分量を守って角材などでしっかりとかく拌しましょう。ローラーにたっぷりと塗料を含ませて、壁にローラーを転がします。

塗料が多い部分と少ない部分の差があるので、下から上に伸ばすイメージでならしていきましょう。下から上に、上から下に、左右にと繰り返すと色ムラや段差ができてしまいますが、常に「下から上に」を徹底するだけで誰でも上手に塗ることができます。

壁を塗る際に大切なポイントは「できるだけ『面』で切る」ことです。例えば壁のミゾ、庇など、壁の面が切れている部分を区切りにして塗ることで、色ムラや段差を最小限に抑えることができます。

よく車にワックスを塗る時にはボンネット、ドア、トランクとパーツごとに塗ると言われていますよね。その要領で、壁の面ごとに切りながら塗装すると仕上がりが美しくなります。

部分的に塗装する時でも、この「面で切る」ことで違和感を軽減することができます。壁を塗り始める前に「あそこで切ろう」と目星をつけておくといいでしょう。

ここがプロ!

外壁塗装のプロは「ローラーが転がる音」を聞いています。

ローラーを転がす時に「スーッ」と音がしている間はローラーにしっかり塗料が含まれている状態で「ネチャネチャ」と音がし始めたらローラーに塗料が含まれていない状態です。

空になったローラーは壁に塗った塗料をどんどん奪うだけなので、音が変わり始める前に塗料を含ませましょう。

外壁塗装のDIY『軒天井・庇』編

ここでは、少し難しいが塗装すればイメージがグッと引き締まる『軒天井』と『庇(ひさし)』のDIY塗装を紹介します。

軒天井は「木部をハケで丁寧に」

軒天井はDIYで塗装するのが難しい箇所の一つです。

大屋根(2階の屋根)の軒天井は、まず足場を組んでいないと塗れません。また、下屋根(1階の屋根)の軒天井も、高めの脚立が必要なうえに、広い『面』を上を向いて塗装するのは非常にキツい作業です。

そこで、軒天井の塗装をDIYしたいという方にオススメなのが『木部』の塗装です。木部が張り出している軒天井のみが該当しますが、木部を黒や茶色系の塗料で塗装するだけで、グッと引き締まったイメージになります。

ここでオススメなのは溶剤系の塗料です。乾燥が早いので垂れ落ちにくく、塗膜が強いので木部の腐食防止にもなります。

ローラーを使うと壁を汚してしまうので、軒天井と壁のキワに養生テープを貼り、その上からマスカーを貼ってビニールを垂らしておき、ハケで丁寧に塗装すれば壁を汚さずに塗装できるでしょう。

軒天井の下の地面にコンクリート部分などがある場合は地面にもマスカーを貼っておくことをお忘れなく。

ここがプロ!

外壁塗装のプロは、軒天井を塗装する際は「ハケとローラーの使い分け」で美しく仕上げます。

まずキワにあたる部分だけをハケで5㎝程度の幅で丁寧に塗装し、広い面をローラーで一気に仕上げます。

木部だけでなく広い面も塗装する場合にはぜひ実践してください。

庇(ひさし)は「ラインをくっきりと!」

庇(ひさし)といえば、窓の外に小さく張り出している屋根のような箇所のこと。
庇は住宅のアクセントになっている部分なので、庇だけでも塗り替えることで住宅の見栄えが引き締まります。

庇の天板は板金やアルミ板で作られていることが多く、年数が経つとサビやくすみが非常に目立ちます。
黒や茶色系の溶剤塗料で塗り直すとアクセント効果が引き立つのでオススメですね。

庇をDIYで塗装する際の注意点は「窓を汚さないこと」です。
特に溶剤系の塗料で汚れてしまうと後が大変なので、養生テープ、マスキングテープ、マスカーでしっかりと窓を養生してから塗装しましょう。

美しい仕上がりを目指すなら「ラインをくっきり取ること」を心がけましょう。
庇の天板と壁のキワにまっすぐマスキングテープを貼ることで、ラインをくっきりと取ることができます。

フリーハンドでラインをくっきりと取ることは経験を積んだ塗装職人でないと至難のワザです。
そこで、元々の壁の下地剤などが庇の天板に流れており、キワのラインがデコボコしている場合は、デコボコよりも少しだけ手前にラインを逃してまっすぐマスキングテープを貼りましょう。
キワがデコボコしている上に塗装してしまうと、デコボコが余計に強調されてしまいます。
少しラインを手前に逃しても遠目には全く分からないので「まっすぐなラインを取ること」を徹底すればDIYでもプロ並みの仕上がりになります。

ここがプロ!

外壁塗装のプロは、一般の方と比べると「ハケの向き」が違います。
みなさんは「ハケでまっすぐラインを取る」と言われると、ついハケを横に倒してしまうのではないでしょうか?
外壁塗装のプロは、ハケにたっぷりと塗料を含ませると、ハケを縦に立てて軽く押し付けながら毛束を広げ、広がった毛束を使ってまっすぐラインを取ります。
ハケを横にすると毛先の塗料がすぐに切れてしまいラインがかすれてしまいます。
ハケを縦に立てることで、毛束に含ませた塗料をムダなくたっぷり使うことができます。
いきなりチャレンジせずに、少し練習をして要領をつかんでから実践してみましょう。

外壁塗装のDIY『雨どい・幅木・手すり』編

今回、最もオススメしたい外壁塗装のDIYは「雨どい・幅木・手すり」の3か所です。

「そこじゃないんだよ」と思っている方も、だまされたと思って実践してください。
完成後は「なるほどな」と納得できるはずです。

雨どいは「ハケでたっぷり塗り込む」

どんな住宅でも必ずあるのが『雨どい』です。
雨どいは屋根に流れる雨水を流して集める大事な役目を果たす部分です。

ほとんどの雨どいが塩化ビニールや合成樹脂などのプラスチック素材でできており、新築時には材料をそのまま取り付けるので、長年の使用で雨どいが白く変色してしまいます。

住宅の周囲をぐるっと囲む雨どいを塗装することで、住宅のイメージは格段に引き締まります。
反対に、どんなに屋根・壁をキレイに塗装しても、雨どいが白く変色したままだと、ぱっと見がものすごくみすぼらしくなります。

住宅の塗り替えは女性の化粧のようなものと言われていますが、雨どいは「着物の『帯』のような存在」だと考えましょう。

雨どいのDIY塗装には、黒・茶色・赤色・緑色の溶剤系塗料がオススメです。
塗料とシンナーをよくかく拌しますが、メーカーが推奨する割合よりも少しシンナーの割合を少なくして塗料に粘り気を出すと塗りやすいでしょう。

雨どいを塗装する場合に使う道具はハケです。
半円や丸型は雨どいは全てハケで、角型の雨どいは表に出ている面だけ小型のローラーを使うと美しく効率よく塗装できます。
雨どいには必ず固定するための留め金が付いているので、まずは留め金の周辺だけを塗装し、あとで全体を塗装しましょう。

1階部分の屋根にあたる下屋根なら、DIYでも脚立があれば十分可能なので、ぜひチャレンジしてください。

ここがプロ!

外壁塗装のプロが雨どいを塗装すると「ハケ目が全くない」ほどの美しさに仕上げます。
ハケにたっぷり塗料を含ませて「スーッ」っと線を引く感覚で塗装します。
ハケを上下左右に動かすのではなく、下から上へと一定方向に動かすのがポイント。
ハケの毛束を軽く押し付け、たっぷりの塗料を伸ばすイメージで塗装し、最後はハケを止めずにゆっくりとハケを離すことで色ムラや段差を最小限に抑えることができます。

幅木は「濃い色で塗る」

住宅の基礎にあたる部分を『幅木(はばき)』と呼びます。
外壁の下にコンクリート部分が帯状になっているはずですが、これが幅木です。

幅木を塗装せずにコンクリートのままにしている住宅もありますが、土台となっている幅木を塗装することで、住宅のイメージが重厚になり引き締め効果はバツグンです。

幅木をDIY塗装する際に使う道具はハケとローラーです。
黒・グレー系の「濃い色」の溶剤系塗料を、シンナーの割合を少なめにしてかく拌し塗装します。
黒は重厚さを強調できますが汚れが目立つので、白みを抑えた濃いグレー系の塗料がオススメですね。

幅木のDIY塗装で気をつけたいのが「地面を汚さないこと」です。
幅木と接する地面がコンクリートやタイルの場合は、土やホコリを水で洗い落とした後でマスキングテープとマスカーで養生をします。
特にコンクリートやタイルについてしまった塗料汚れは落とすのが大変なので、コンクリートの犬走りやタイル部分とのキワはしっかりと養生をしましょう。

DIYで幅木をキレイに塗装する手順は

  • 壁とのキワにあたる幅木の上部分をハケで塗装する
  • 通気口や通気口の周りをハケで塗装する
  • 広い面をローラーで塗装する

です。幅木は荒いコンクリート地なのでハケやローラーの筋がでにくい部分ではありますが、できるだけ一定方向に塗料を伸ばす感覚で塗装しましょう。

ここがプロ!

外壁塗装のプロは「幅木の下の土を掘って」から塗装します。
雨風で土がえぐられると、未塗装の部分が露出してしまうからです。
幅木と土が接する部分は、スコップや革鋤などで周囲の土を5㎝くらい掘りましょう。
土に埋まっていた部分は塗装で使わないハケで軽くはたいて土を落としてから塗装し、塗装が十分に乾いたら、掘った土を埋めなおします。

手すりは「必ずケレンの後で」

住宅のベランダ部分によくある鉄製の手すり。
転落防止やベランダ内の通気のために設置されていますが、難点は『サビ』の発生です。
サビてしまうと外観が非常にみすぼらしくなる上に、布団を干したりするにも手すりに触れないように気をつけることになり非常に不便です。
そこで、手すりがサビてしまっている住宅は手すりのDIY塗装をオススメします。

手すりを塗装する際は、最初に必ず『ケレン』作業をしましょう。
ケレンとは、サビをやすりなどで落とす作業のことです。
紙ヤスリには『番手』と呼ばれる数字が振られており、番手の数字が小さいほうが荒く、大きいほうが細かくなります。
手すりのサビを落とすには、まず180番から240番程度の紙ヤスリでケレンし、仕上げに320番から400番程度の紙ヤスリでケレンします。
ケレン作業をすることで、塗料がしっかりと素地に食いつきます。

手すりのDIY塗装をする手順は

  • ケレン作業でサビを落とす
  • サビ止め塗料を塗装する
  • 色を塗装する

です。

ホームセンターなどでは『サビ止め配合』と書かれた塗料も売られていますが、サビを防止する効果は正直なところあまり期待できません。
できればサビ止め塗料を別に購入して塗装したいところです。
サビ止め塗料を下地に使うことで、色の塗料も食いつきが良くなります。

塗料は溶剤系で、色は壁の色に合わせてセレクトしましょう。
少しシンナーを少なめにしたほうが塗料がたれないのでキレイに仕上がります。
幅が広い面はローラーで、細い部分や壁のキワにあたる部分はハケで塗装しましょう。
手すりの根元やベランダの地面を汚さないように、しっかりマスキングテープとマスカーで養生をするのも基本ですね。

ここがプロ!

外壁塗装のプロが手すりを塗装する際は「ケレンとサビ止めの塗装は1日で済ます」のが基本です。
ケレンを施した手すりは、鉄の素地が露出した状態になります。
鉄の素地が露出していると、雨はもちろん、夜露にあたるだけでも一晩でサビが発生してしまうので、ケレン→サビ止めの塗装は必ず1日の中で済ませるようにしましょう。
もし2日目に突入するくらい手すりが広い場合は、全体を1日で完了させようとせず、半分ずつサビ止めを完了させることをオススメします。
サビ止めを塗装しておけば、1週間後くらいに塗装してもサビが発生することはありません。
これで「日曜日しか休みがない!」という方も安心ですね。

外壁塗装のDIY『外塀』編

外壁塗装のDIYで最も気軽にチャレンジできるのが『外塀』でしょう。

コンクリートブロックの外塀でも、木製の柵でも、外塀を塗り替えることで周囲からの見栄えが格段に良くなります。

コンクリートブロックは目地にコケがたまったり表面にカビが付着している場合が多いので、できれば高圧洗浄機でキレイにしてから塗装したいところ。
高圧洗浄機がない場合は、スポンジ状の研磨シート(三共理化学の『マジックロン』が有名)などでざっと擦っておきましょう。
木製の柵もコケやカビが生えやすいので、軽く紙ヤスリで擦っておくと良いでしょう。

コンクリートブロックは塗料を吸い込みやすいので、まずローラーでシーラーを塗って下地を整え、その上から別のローラーで塗料を塗りましょう。
シーラーを塗っておけば、塗料の吸い込みは最小限に抑えることができます。
塗料は安価な水性塗料でも十分ですが、白やベージュ系などの薄い色調だと色が透けてしまう場合があるので2度塗りをオススメします。

道路に塗料がたれると汚れが目立つので、外塀と道路のキワにマスカーを貼っておきましょう。

木製の柵の場合は、木専用の『オイルステン』という塗料を使えばアンティーク風の落ち着いた茶色・こげ茶色に仕上がります。
オイルステンで塗装する場合、週間天気予報をみて向こう3日間は晴れが続いている日を選びましょう。
オイルステンの欠点は「日光を浴びることで色あせしてしまう」という点です。
1日目は1回目の塗装、中1日をあけてしっかり乾燥させて、3日目に2回目の塗装をすることで、しばらくは色あせが防げる程度の仕上がりが期待できます。

木製の柵に別の色を塗装する際には、下地にシーラーを塗装すると仕上がりが美しくなります。
直に色の塗料を塗ってしまうと、何度塗っても木が塗料を吸い込んでしまい色が透けてしまいます。
何度も塗り重ねていると色ムラや段差にもなりやすく、塗料もムダ使いになってしまうので「DIYでもプロ並みの仕上がりを目指したい」という方は「シーラーの後で色の塗料」を実践してみてください。

木製の柵を塗装する場合、ローラーで塗装すると柵のキワにあたる部分に塗料が多く乗ってしまい、塗料のたれやムラの原因になります。
できるだめハケを使って塗装しましょう。

ここがプロ!

外壁塗装のプロは「外塀のイメージを大胆に変更させる」ことができます。
コンクリートブロックの外塀だと、ひと昔前の住宅のイメージがありますよね。
そこで、コンクリートブロックの外塀に厚みと弾性のあるフィラーを塗装して下地を作ることで、ブロックとブロックの間にできた溝を埋め込み、古くさいイメージの外塀がモダンなイメージに生まれ変わります。
フィラーを塗装する際には大きな気泡が入ったスポンジ質の『砂骨ローラー(マスチックローラー)』を使うことで幾何学的な模様を作ることもできます。
淡いベージュや薄茶色などの水性塗料で塗装すれば、住宅のイメージが明るく生まれ変わるのでオススメです。

まとめ

外壁塗装のDIY、いかがでしたか?
外壁塗装のプロが使っている技術も紹介したので、外壁塗装のDIYにチャレンジしたいという方はぜひお試しください。
難しい技術が必要なくても住宅の見栄えを格段に引き締める『雨どい・幅木・手すり』のDIY塗装は特にオススメです。

もし今回の記事を読んで「DIYでは難しいかも…」と不安を感じた方は、やはり外壁塗装のプロに依頼するのが一番です。
中途半端に塗装をしたうえでプロに依頼すると、下処理として塗装を剥ぎ取る工程が増えてしまうことがあり、料金が高くなってしまいます。

DIYだから安いとはいえ、いくらかのお金をかけて失敗してしまうよりは、外壁塗装の『一括見積りサイト』を利用して、優良な塗装業者に工事を依頼するほうが賢明でしょう。
『ヌリカエ』や『外壁塗装の相談窓口』などの一括見積りサイトでは、サイト独自の厳しい基準をクリアした優良な外壁塗装業者を複数紹介します。
複数社の見積りをしっかり見比べて選択できるので、確かな技術で少しでも安く外壁塗装工事をしたい方は、ぜひ一括見積りサイトにアクセスしてみてください。

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外壁塗装のぬりかべ君

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